2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

仲良しお友だち対談 <内田樹 × 鈴木昌>

(i feel 2004 夏号 いまもういちどやさしく学ぶ構造主義) 題目:オリジナリティや自分らしさへの誘惑を疑うことからはじめよう 構造主義に関する部分はそれなりに、として…… おもしろかったところ。 内田 ……私は最近になってバルトの言語論というのは、昔…

「家」とハイアラーキー組織(官僚型組織)

防衛と攻撃 どんな動物でも何かを防衛しようとするときは、かなり強力な攻撃性を発揮する。まず自分たちの巣や子の防衛であり、その次に獲得した獲物の防衛だ。蜂やカラスは巣に人間などが近づくと執拗に攻撃してくるし、熊などもとくに子連れのときは恐ろし…

リベラリズム・コミュニタリアニズム・アナーキズム(1)

ネオリベラリズムやリバタリアニズムという(市場)原理主義を除いた、リベラリズム、コミュニタリアニズム、そしてアナーキズムの三つのなかで、自分の立ち位置というか、ウロチョロする場所はどこなのかくらいは知っておきたいと前から思っていた。(ただ…

官僚型組織について

阪大応用物理学の河田聡教授は「予測の不可能性」という文脈のなかで、川崎氏へのリスペクトを込めて次のように書いている。 ■ Prof. Kawata's Cyber Lab. オリンピックとカオス 2004年9月6日 イラク戦争も、カオス化しています。ブッシュ大統領や小泉さんは…

川崎和男氏の札幌市立大学学長辞退問題(2)

前日のエントリーの後編です。 Innovative One(株式会社日本LCA)というサイトに、川崎氏へのインタビュー記事が載っています。インタビューは「学長辞退」の前に行なわれたもので、皮肉なことにそのニュースが流された次の日にWebに掲載されています。 …

川崎和男氏の札幌市立大学学長辞退問題(1)

ビジョナリー・ディレクター v.s. ビジョンなきトップと官僚組織 札幌市立大学の学長に内定していたデザイナーの川崎和男氏が、辞退に追い込まれた。2006年に開校予定の札幌市立大学は、市立札幌高等専門学校と市立高等看護学院を併合してできる新しい大学で…

川崎和男氏の札幌市立大学学長辞退問題(1)

ちょっと遅ればせながら……