2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ARCHIVES OF PEDIATRICS AND ADOLESCENT MEDICINE

この"Arch Pediatr Adolesc Med."というジャーナルは、小児思春期医療分野の専門家たちによる(論文発表前の)評価用 peer-review のネット・アーカイブ。会員になるかその都度料金を払えば、アブストラクトを読んで興味を持ったテキスト全文を読むことがで…

HealthDay

医療・健康関連のニュース配信サイトで、一般向けに関連情報をダイジェストして提供している。 HealthDay (June 24, 2004) Girls Fight Differently Than Boys Retaliation often a factor in preteen girl violence, study findsTUESDAY, June 8 (HealthDay…

思春期の少女

(前)思春期の少年少女がらみで起きた暴力事件に関する米国での調査研究論文のダイジェストとアブストラクトが、二ヵ所のwebLogで取り上げられていた。でもソースを見ると、どうも誤解してるところがあるようなので、試しに訳してみた。

物語と二重螺旋

子どもから大人まで物語が好きだ。物語(歴史)抜きには自己を定位できないのかもしれない。ただしよく言われるように、物語には語りえぬものがついてまわる。思うに、それが世界の中心・自己の中心にある未踏の空白部分なのではないだろうか。ひと(あるい…

子どもの世界−自他の境界

「犬に3歳児並み言語理解力、飼い主との“会話”裏付け」 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040611i403.htm3歳児のころの話なので記憶にはないのだけど、近所にいた野良犬と仲が良かったという話を母親から聞いたことがある。家にもよく連れてきたら…

トールキン『妖精物語の国へ』(ちくま文庫)

この本のなかでトールキンは、妖精物語(フェアリー・テイル)にたいする世間一般の誤解にたいし異議を唱え、物語形式(ジャンル)としての妖精物語の確立を訴える。前者の世間の誤解については、例えば妖精というと小さいというイメージが想い起こされるが…

コメント欄がワケワカメ

「生存適者日記」さん(5月29日)のコメント欄(リンクはあえてせず) 書き込んでる人の言葉がよくわかりませ〜ん。私は頭が悪いんでしょうか? まあ、それもあることは認めます。(渋々)

山松ゆうきち

http://www.chukai.ne.jp/~gallery/room-yamamatsu.htm山松ゆうきちの描くマンガは、「大きな物語」(あるいはその破綻)を志向しがちな少年・男性向けマンガの対極にある。 自伝的なマンガに、兄が父親に逆らって共産党に入り、家を出て行くというのがあっ…

小学生とblog(2)

もうひとつ別の日記サイトを持っているのだけど、そこは「はてな」日記とは層も雰囲気もちがって、中学生から社会人までのふつう(何?)の人たちが、日常の出来事や悲喜交々を書いてるのが多い。なかにはディープな日記もあるけど、概ねたわいがないといえば…

小学生とblog

「小5女児、飛び降り自殺か 兵庫のマンション」(毎日新聞 2004年6月1日) http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040601k0000e040059000c.html子供が大家族や共同体などの環境にいると、母親の代わりを祖母がしたり、また親ほどの重みはない…

自己愛とblog

「NHKひきこもり相談室」(斎藤 環 後編『「出会い」の持つ力』)より引用。 コフートは人間の自己愛について、徹底して考えぬいた人でした。そもそも自己愛(ナルシシズム)とは、フロイト以来、一貫して精神分析の重要なテーマです。自己愛という言葉につ…

自己愛とblog

22:20 「小学生とblog(2)」を追加